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任意整理で一括返済すれば借金総額を減額することができる?

 

 

任意整理をした後に、残りの債務を一括で返済すると借金の元金が減額されるというのは本当でしょうか。もし本当なら、なぜ貸金業者はそのような交渉に応じてくれるのでしょうか。

 

■一括返済をすると借金が減額される…?

 

任意整理をする際に、「残りの借金を一括で返済するかわりに、借金の元金を減額してほしい」という交渉をすることがあります。

 

任意整理は裁判所を通さない私的な債務整理の方法なので、減額交渉が成立するかどうかは債務者と債権者の間の交渉次第なのですが、一部の債権者は交渉を受け入れることもあるようです。一般的に、借金を7〜9割ほどに減らせることが多いとされています。

 

■なぜ、貸金業者は一括返済をすると元金を減らしてくれることがあるのか?

 

・任意整理された借金は利息が付いていないから

貸金業者からすれば、もし借金に利息が付いているならば、一括返済ではなく毎月返済の方が利益を得られます。

 

しかし、任意整理後の借金には、利息が付いていないことが大半です。そのため、一括返済だろうと毎月返済だろうと、貸金業者にとっては変わらないのです。
むしろ一括返済の方が、その場で借金の多くを回収できるので都合が良いという考え方も出来るというわけです。

 

・割引現在価値の考え方

貸金業者が一括返済を受け入れる可能性があるのは、「割引現在価値」という考え方に基づきます。
「割引現在価値」という言葉を聞き慣れない方もいるかもしれません。

 

簡単に説明すれば、「1年後に100万円を手にするよりも、いまこの瞬間に99万円を手にする方が価値が高い」ということを意味します。
1年後の100万円より今の99万円の方が価値が高い、ということはなんとなくイメージで理解できるかと思います。99万円をいま受け取れば、このお金を運用して100万円以上の価値を生み出せるかもしれず、さらに「1年後に100万円が受け取れないかもしれない」というリスクも回避できるからです。

 

この割引現在価値という考え方に基づくと、借金の元金を減らしてでも一括返済の方が好ましいと考える貸金業者が存在するのも理解できるのではないでしょうか。

 

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■一括返済の注意点

 

家族や友人などからまとまった額を立て替えてもらえるようであれば、借金の一括返済も良い選択肢と言えそうですが、実は一括返済をするうえで注意して欲しいことがあります。

 

・複数の貸金業者の借金を任意整理する場合

借金を任意整理する場合、すべての債権者に対して平等に返済をおこなわなければならないという決まりがあります。そのため、「ある債権者からの借金は一括で返済するが、別の債権者にはしない」といったことをすると「偏頗返済」という問題が生じます。

 

・自分で交渉するのは危険

一括返済の交渉を自分でやるのは危険です。十分な法律の知識を有さない状態で貸金業者と交渉すると、業者側に有利な条件で交渉が進められてしまう恐れがあるからです。
たとえば「一括返済をすれば、残りの借金を90%に減らしますよ」と提案されたとしても、「実はその金額は利息制限法による引き直し計算をしていない、いわゆる過払いの状態だった…」なんてことも考えられるからです。
一括返済交渉をする際は、なるべく法律のプロである弁護士に相談することをおすすめします。

 

交渉力のある弁護士に相談することが重要です

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